痛い死に方 ワースト1 すい臓がん 告知〜ガンは「痛い」

2016.11.22 Tuesday 18:09
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    JUGEMテーマ:すい臓がん

     

    この前、ネットで「医者が教える 痛い死に方 ワースト1 すい臓がん」というニュースがあった。

    そういえば、父もすい臓がんだった。

    確かに「痛い、痛い」と言ってあっけなく死を迎えました。

    今がんと闘っているみなさんやそのご家族の何かの参考になれば幸いです。

     

    5年前に父を亡くした。すい臓がんだった。

    当時、67歳だった父はガンが見つかったのは亡くなる約3か月、末期の状態だった。

    余命を告げられた時はすでに治療方法は皆無で特に有効な抗がん剤もなくステージbという状態で放射線治療などもできない。

     

    母から父の病状を電話で聞いた。本人にはまだ知らせていない。とも言っていた。

    医者と家族で面談をするがこの事は黙っていますねという話だったようだ。

    病院は北海道札幌市にある、北大系の「北○病院」総合病院とでもいうのだろうか、札幌の中でもわりと大きな方の病院だ。

    専門は、腎臓、血液系のようだった。病室も全室個室だしネットの口コミなどでもそうは悪くないので、期待もしていないが悪い印象もなかったのだが・・・。

     

    面談の日が来た。突然、医者がガンの事を話し出した。話がちがうだろう・・・。

    母と私は、訳が分からないまま医者の話を聞いていた。一方、父は「やっぱりそうか」という気持ちだったようだ。取り乱すこともなく冷静に話を聞いていた。

    ガンのある場所の話、治療が難しい話、そして余命の話。

    こいつ何て、デリカシーの無い医者だ。話を聞きながら私は医者に対する不信感を募らせていった。

    父は納得したようで、末期の状態であるという事も踏まえ抗がん剤もせずこのまま最期を待とうという事になった。

    抗がん剤を打ったところで延命になるとは思えない状態。

    おかしな話ではあるが、このとき私は必死だったようで医者に「民間療法」をやってみたら?とか、何かないんですか?と言った。

    当たり前の話だが「医学的に証明されてないものは勧められません」と言われた。

    まあ、あなたの立場ならそうなるんだろうけど・・・。益々不信感がつのるばかり。

    そりゃあ、わかるけどー。わかるけどー。こっちだって必死なんだから、なんか他に協力したらいいんじゃない?

    なすすべもなく医者に当たるしかない私たちに、ニコニコしながら医者が出してきたのはどこぞホテルのパンフレットかという素敵な表紙の「保険のきかない5本100万の抗がん剤」の小冊子。

    「新薬です。5回打ったらいくらか割引になります。うちではやってないけど北大でやってます。よかったら紹介します」という話だった。あごの骨が外れるかと思うくらい驚いた。あんたは製薬会社の回し者かっ。

    今まで見せたことのない満面の笑みで、大事な家族の延命を願う弱い立場の患者から金を巻き上げようっていう魂胆かっっ。

    え?医者はいつから、高い外壁を売る訪問販売の詐欺師みたいな商売をするようになったんだ??

     

    胸の中のモヤモヤが晴れなかった。この医者と話せば話すほど医者とはなんだ?医療とはなんだ?という思いが強くなる。

    面談の内容といい、新薬の話といい、いつも白くま先生が教えてくれている人のために役立つこと・・・とはかけ離れている。

    医療とは最大の人の役に立てる行動なのではないか?であるはずなのに、この医者と来たら、嘘つきだし訪問販売の詐欺師みたいなこと言いやがる・・・

    白くま先生と真逆の事をする医者は信用できない・・・この先も私の中でこの医者の信頼度は低くなる一方だった。

     

    面談の次の日、母から電話が来て「パパが抗がん剤をするっていうの」という。医者との面談ではしないと言っていた抗がん剤。

    この一晩の間で何があったのか??

    父に聞いたら「やっぱり・・・」という。本人にしたらそうだろう。少しでも生きたい。

    「でも!でも!」と言ってしまった・・・。あいつ(医者)のいう事は信用できないよ!!

    しかし、もうすぐ余命を迎える人に少しでも延命するかもしれないという少しの期待を遮って私たちの意見を押し付けてしまったのだろうか。

    まさか、あいつ(医者)がなんか入れ知恵して・・・だったら許せん。と思ったが、薬で辛い思いをしても、なお生き続けたいという本人の意思で決めたことなのだろうか。

    それであれば、止めることはできない。

    パパがいいなら私たちは何も言えない。だって、パパの命だもの。

     

    幸い抗がん剤の副作用も強くは出ず、医者がいう余命通りに死を迎えた父。

    最期は薬で麻痺した状態で呼吸が止まった。意識があった間、最後の最後まで「痛い 痛い」と言っていた父。

    ガンは「痛い」んだよと白くま先生が教えてくれた通りだった。

     

     

    category:ひとりごと | by:ごんちゃんcomments(0) | -

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